vivo第101号 感染試験―インフルエンザの治療効果―

vivo 2016年2月号(第101号)2016年2月1日 業務企画部発行

インフルエンザの治療薬Aについて、投薬のタイミングと薬効について検討した実験を紹介します。治療薬Aの投与開始がウイルス接種時期に近いほど効果が良好であることが確認されました。

実験方法

使用動物:  マウス、BALB/c Cr、5週齢

使用ウイルス:インフルエンザウイルスPR88【A/PR/8/34(H1N1)】

投薬方法:  経口投与

投薬期間:  1群(対照);ウイルス接種日〜6日間

2群;接種日〜6日間

3群;接種1日後〜5日間

4群;接種2日後〜4日間

5群;接種3日後〜3日間

6群;接種4日後〜2日間

7群;接種5日後〜1日間

評価:    一般状態観察、体重測定(接種後6日まで)、接種後6日にプラーク測定(右肺)、肺の肉眼観察

感染6日後のウイルスプラーク数

ウイルス接種後の治療薬A投与開始時期

お知らせ

今年も下記学会にて当社ブース展示を行いますので、是非お立ち寄り下さい♪

☆第89回 日本薬理学会年会

2016年3月9日〜11日 パシフィコ横浜 にて

☆第15回 日本再生医療学会総会

2016年3月17日〜19日 大阪国際会議場 にて

第89回 日本薬理学会年会 発表演題

会 場: パシフィコ横浜

日 程: 3月9日(水)〜3月11日(金)

ポスターセッション(301〜304会場)

発表日時:3月9日(水)13:40〜14:40

演  題:Slukaモデルラットの不安様症状と脳内神経伝達物質の変化

発表番号:1-P-35

発表日時:3月10日(木)17:10〜18:10

演  題:高脂肪負荷SHRラットを用いた筋肉減量モデルの効果

発表番号:2-P-89

発表日時:3月10日(木)17:10〜18:10

演  題:造影剤誘発腎障害ウサギに対するagmatineの効果

発表番号:2-P-61

発表日時:3月11日(金)15:10〜16:10

演  題:実験的自己免疫脳髄炎におけるベタメタゾンの治療的効果

発表番号:3-P-125

〜テクニカルプレゼンテーションのご案内〜

会  場:パシフィコ横浜 会議センター 3階 316

発表日時:3月11日(金)15:10〜16:10 2-TP-02

17:55〜18:10 2-TP-04

内  容:日本バイオリサーチセンターの新規薬理試験のご紹介

ダウンロードのご案内

VIVO2月号(第101号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。