NBR Study Navi 第86号　第９回日本先進医工学ブタ研究会のご紹介

第 86 号 2023 年 11 月 1 日 営業企画部発行

　今月号の Navi では、日本先進医工学ブタ研究会についてご案内いたします。本研究会は、先進農学技術と医学・工学技術を融合し、先進ブタの作出とブタを用いたトランスレーショナル研究を通じて、先進ブタ作出技術の普及・推進、そして研究成果の先端医療への応用を目指しています。今年度は企業である弊社の社員（狩野真由美）が当番世話人を致しますので、ブタを用いた基礎研究から、医療現場において実用化できる研究成果（シーズ）を見つけ出し、新たな医薬品や医療機器・再生医療等製品などの製品開発に活かすための実例を、企業の先生方に発表していただく予定です。ぜひご参加いただき、私たちの取り組みにご注目いただければ幸いです。心よりお待ちしております。

11 月 24 日（金）

シンポジウムI「ブタを用いた開発へのアプローチ（医薬品・医療機器）」

「ミニブタ迷走神経に対する Ca 受容体作動薬の作用検討によるコンセプトの確立」
　　徳永紳（協和キリン株式会社）

「ミニブタを用いた医薬品開発におけるトランスレーショナル研究 ; pudexacianinium chloride （ ASP5354 ）の事例紹介」
　　伏木洋司（アステラス製薬株式会社）

「血管内ステント開発における動物試験の位置づけ：医療機器開発の事例」
　　里見純（株式会社 JIMRO）

「生体材料の安全性・有効性確認のための非臨床ブタ試験」
　　八木洋（慶應義塾大学）

特別講演 「ミニブタ血液透析モデルが可能にした新たな医療機器の開発」
　　黒尾誠（自治医科大学）

シンポジウムII「ミニブタを取り巻く現状について」

「ミニブタの研究分野における有用性、ブリーダーの取り組み」
　　矢吹慎也（オリエンタル酵母工業株式会社）

「ブリーダーにおける豚熱ワクチン接種対応とブタの供給体制」
　　齋藤敏樹（日生研株式会社）

11 月 25 日（土）

シンポジウムIII「ブタを用いた開発へのアプローチ（臓器移植/再生医療）」

「再生医療等製品の現状と研究開発における動物試験の有用性」
　　畠賢一郎（株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング）

「バイオ 3D プリンタを用いて開発する再生医療等製品の非臨床試験~中大動物試験を中心に~」
　　秋枝静香（株式会社サイフューズ）

「異種移植の臨床応用に向けた現状と日本における今後の展開」
　　佐原寿史（鹿児島大学）

「遺伝子改変ブタを活用したトランスレーショナル・リサーチの実際」
　　松本太郎（日本大学）

事前参加申し込みは別紙にてご案内します。当日参加も可能です。

別紙のご案内

「第 9 回日本先進医工学ブタ研究会 開催のお知らせ」はこちらよりご覧いただけます。

ダウンロードのご案内

Navi 11 月号（第 86 号）紙面の PDF ファイルはこちらよりご覧いただけます。