vivo第73号 錠剤を投与して薬物を評価します!

vivo 2013年10月号(第73号)2013年10月1日 業務企画部発行

非臨床試験の目的は人への外挿性の高い生物反応を再現することです。
医薬品には、錠剤、カプセル剤など多種の剤形があり、期待される作用や用途に合わせて適切な剤形が設定されています。同じ薬物でも剤形が違うと吸収性や持続性が異なり、その結果、効果や反応が違うことが考えられます。
当社では、ラット及びウサギ錠剤を投与して臨床に近い薬物の効果や反応を評価することが可能です。

錠剤及び液剤投与後24時間までの血中濃度

ウサギ

<血中濃度>

<AUC>

検討方法

vivo73-2

動物種:ウサギ
系統:Kbl:JW(♂)
投与開始週齢:20週齢
投与開始体重:2.87〜3.03 kg
使用動物数:5匹/群

直径6mm以下の錠剤ではウサギに2錠ずつ2回/日の合計4錠/日を8週間連続投与することが可能!
ラットについては詳しくはお問い合わせください

ウサギの体重別単回投与可能な錠剤サイズ

○:投与可能
△:投与可能であるが、食道に負担をかける
×:投与不可

錠剤サイズ(mm) 直径:9.0
厚さ:2.4
直径:9.3
厚さ:3.0
直径:9.5
厚さ:3.0
直径:10.0
厚さ:3.0
体重(kg)
2.5 × × ×
3.0 × ×
3.5 ×

第43回 日本神経精神薬理学会に参加します!

会期:2013年10月24日(木曜日)〜26日(土曜日)
会場:沖縄コンベンションセンター
演題:PS2APPマウスの各種評価系における学習能の評価及び抗痴呆薬の反復投与の影響
発表した内容について来月発行のvivo11月号で詳しく特集いたします。

ブース展示も行います。是非お立ち寄りください♪

ダウンロードのご案内

VIVO10月号(第73号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。