vivo第4号 花粉症について “動物モデルのご紹介”

vivo 2008年1月号(第4号)2008年1月1日 業務企画部発行

今年も花粉症の季節がやってきました。

花粉症とは・・・花粉の飛ぶ時期にだけ症状が現れる季節性のアレルギーです。
アレルギー反応を起こす原因物質(アレルゲン)は色々あります。スギ花粉が代表的で患者も多いですが、他にもヒノキ、ブタクサ、イネ、マツなど、50種類以上のアレルギー原因物質があり、今や日本人の20%が花粉症だと言われています。花粉症に対する薬物の効果を評価する試験は色々ありますが、NBRで実施できるモデルの内、代表時な動物モデルをご紹介したいと思います。

<結膜炎モデル>

【試験系】

動物:SD系 ♂ラット6週齢(入手時)

【試験方法】

実験的アレルギー性結膜炎モデルを作製し、
アレルギー反応による血管透過性を色素
漏出量を測定することにより評価します。

【検査項目】

色素露出量

【試験結果】

vivo4-1

<試験スケジュール(例)>

vivo4-2

<鼻炎モデル>

【試験系】

動物:Hartley系 ♂モルモット3週齢(入手時)

【試験方法】

実験的アレルギー性鼻汁分泌モデルを作製し、
アレルギー反応における鼻炎を鼻汁量を
測定することにより評価します。

【検査項目】

鼻汁量

vivo4-3

【試験結果】

vivo4-4

<試験スケジュール(例)>

vivo4-5

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