vivo 2014年11月号(第86号)2014年11月1日 業務企画部発行

現代のストレス社会において、中枢関連医薬品の開発が盛んになっている状況から、NBRでは中枢分野の病態モデルを多数取り揃えております。バックデータも数多く保有しており、医薬品開発のお手伝いが出来ればと思います。今回は、中枢試験の代表モデルをご紹介いたします。

1.うつ・不安

<嗅球摘出モデル>
ラットの嗅球を摘出して閉所・暗所で飼育するとヒトのうつおよび不安に類似した症状を示します。

情動過多反応性スコア

2.認知症モデル

<PS2APPマウスモデル>
プレセニリン2の変異マウスとアミロイド前駆体タンパク質(APP)変異マウスのダブルトランスジェニックマウスです。βアミロイドの蓄積・学習障害が早期に発現するため、APPマウスよりも半分以下の短期間で評価することが出来ます。

5ヶ月齢のモーリス水迷路試験

3.統合失調症モデル

<フェンサイクリジン連続投与モデル>
フェンサイクリジン(PCP)で感作することによって陰性症状及び陽性症状とも評価することが出来ます。

4.パーキンソン病モデル

<6-OHDA内側前脳束注入モデル>
内側前脳束を6-OHDAで破壊したラットを用いて、抗パーキンソン病薬の効果を評価することが出来ます。

vivo86-7

vivo86-8

5.マイクロダイアリシス

vivo86-9

無麻酔下でラット及びマウスの脳内神経伝達物質の変化をマイクロダイアリシス方で測定します。

<測定物質>
・ノルアドレナリン
・ドパミン
・セロトニン
・アセチルコリン
・グルタミン酸

<測定部位の例>
・内側前頭前野
・扁桃体
・海馬
・線条体 等

6.脳波

被験薬の睡眠時間、周波数分布に及ぼす影響、睡眠導入作用の評価、異常脳波の出現の有無を評価することが出来ます。

学会発表のお知らせ

日本認知症学会に於いて、発表いたします。
会場にお越しの際は是非お立ち寄りください♪

第33回 日本認知症学会学術集会(パシフィコ横浜)
2014/11/29(土)〜12/01(月)

発表日時:12月1日(月)14:50〜15:50
演  者:村澤寛泰
演  題:PS2APPマウスの行動薬理学的、生化学的及び病理組織学的評価

ダウンロードのご案内

VIVO11月号(第86号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。