NBR Study Navi 第106号 カプサイシン誘発咳嗽モデル
第 106 号 2025 年 7 月 1 日 営業企画部発行
試験方法
使用動物:モルモット
誘発物質:カプサイシン
陽性対照物質:ジヒドロコデインリン酸塩
誘発方法:ネブライザーで気化させたカプサイシン溶液を人工呼吸器で押し出し吸入します。
試験スケジュール
方法:薬剤投与前にカプサイシンを吸入させて、咳嗽数測定を行い、薬剤投与1時間後に再びカプサイシンを吸入させて咳嗽数測定を行います。
評価・結果
評価項目:咳嗽数の測定
評価方法:薬剤投与前咳嗽数(Pre)と薬剤投与後咳嗽数(Post)から抑制率(%)を算出します。
抑制率(%)=(Pre)-(Post)/(Pre)×100