vivo第70号 聴性脳幹反応(ABR)による聴覚機能評価
vivo 2013年7月号(第70号)2013年7月1日 業務企画部発行
聴性脳幹反応(ABR)検査は、被験者の状態に係わらず、安定した波形が得られるため、臨床診断において聴覚機能の評価として有用な診断方法です。NBRでは、多様な動物種で、ABR検査が可能です。ここでは、ヒトで聴覚障害が危惧されている、アミノ酸配糖体抗生物質のカナマイシンを投与することによって引き起こされる聴覚毒性を、ミニブタのデータを用いてご紹介します。
《試験材料および方法》
【動 物】ミニブタ(Göttingen、エレガード社)
【投与 物質】硫酸カナマイシン:10週間静脈内投与
【ABRの評価】・waveⅠ〜Ⅲの振幅(mV)
・waveⅠ〜Ⅲの潜時(ms)
・ABRの消失する音量レベル(dB SPL)
《ABRの消失する音圧レベル(dB SPL)》
《ABR波形の経時的変化》
《測定機器》
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