vivo第36号 先月号に引き続き糖尿病合併症に関する試験のご紹介

vivo 2010年9月号(第36号)2010年9月1日 業務企画部発行

―糖尿病性網膜症モデル動物について―

糖尿病網膜症は高血糖による細小血管障害に起因する糖尿病合併症であり、糖尿病羅病期間に比例して糖尿病網膜症を併発する患者が増加しています。
NBRでは、短期間に効率よく網膜病変を惹起させるため、網膜血管が脆弱な脳卒中易発系高血圧自然発症ラット(SHRSP)にストレプトゾトシンを単回投与して高血糖を惹起させる試験系を有しています。そして、糖尿病網膜症病態の進展をその特徴的な病態変化である網膜電図、特に律動様小波(O1、O2、O3)の潜時遅延に対する薬物の改善効果を確認します。アンジオテンシン変換酵素阻害剤などの評価に用いられます。

*:P<0.05 **:P<0.01 vs control群(Dunnett's-test)

お知らせ

2010年9月15日(水)〜9月17日(金)に仙台国際センターで行われます、
第20回 日本臨床精神神経薬理学会・第40回 日本神経精神薬理学会 合同年会において、
企業展示致します。是非お立ち寄りください。

ダウンロードのご案内

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