NBR Study Navi 第110号 デキストラン硫酸ナトリウム誘発大腸炎モデル
第 110 号 2025 年 11 月 10 日 営業企画部発行
試験方法
使用動物:マウス C57BL/6J
誘発方法:デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)を 7 日間飲水投与して、大腸炎モデルを誘発する。
群 構 成:Control 群、DSS 群、DSS+ タクロリムス低用量群、DSS+タクロリムス高用量群(タクロリムスは DSS 投与初日から 7 日間、経口投与する)
評価・結果
評価方法:Disease Activity Index*(体重減少、下痢、血便スコアから算出)、大腸長、病理組織学的検査 *病気の活動性を数値化するための評価指標の総称。
結果
タクロリムスの投与により、DSS誘発大腸炎に対する効果が認められた。

