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認知症は器質性の脳神経障害で、その原因として外傷、腫瘍、感染、炎症、血液循環、変性が挙げられ、
症状として記憶、言語、認知、作業能力などに障害が現れます。高齢者に多い認知症には脳の変性疾患
に起因するアルツハイマー病、パーキンソン病があります。また、日本人に多いと言われている脳血管障
害による認知症もあります。認知症は単なる“もの忘れ”ではなく、普段の生活を送るために最低限必要な
記憶・判断力に障害が生じた状態で、その症状の進行には個人差があり、症状が進行すると1人で暮らす
ことは不可能であり、介護が必要となります1)。アルツハイマー病の病因については精力的に研究されて
いますが、現在、本邦で承認されている唯一の治療薬は、アセチルコリンの分解を阻害することによって、
アセチルコリンによる情報伝達を増大させ、症状の進行を遅らせる“アリセプト”のみです。この疾患治療
薬の開発にお役に立つNBRでの、認知症モデル、その評価方法をご紹介します。
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| モデル動物 |
スクリーニング;評価 |
陽性対照物質 |
イボテン酸注入基底核
破壊モデルラット*
βアミロイド注入モデルラット
オリゴマー体βアミロイド
注入モデルラット |
水迷路学習能
8方向放射状迷路
Y字迷路恐怖条件付け
受動回避試験
マイクロダイアリシス法
脳内βアミロイド含量
病理組織評価 |
ドネペジル
(アリセプト®細粒0.5%) |
引用文献1) くすりの作用メカニズム(医学書院)
*;リーフレットあるいは社内資料の呈示可
