| 【演題】 |
トラネキサム酸経口投与における色素沈着抑制効果
-褐色モルモットを用いた紫外線誘発モデルでの検討- |
| 【発表者】 |
山田 恭史1)、浅野 育子1)、久木 浩平1)、飯塚 泰貴2)、輪竹 麻美2)、森本 佳伸2)、真船 英一2)1) 株式会社日本バイオリサーチセンター、2) 第一製薬株式会社 ヘルスケア商品開発部 |
| 【目的】 |
肝斑に有効であるといわれているトラネキサム酸の色素沈着抑制効果について、また現行商品のシスティナCにおけるトラネキサム酸の併用効果について検討した。 |
| 【方法】 |
褐色モルモットの背部皮膚の左右どちらか1ヵ所に、最小紅斑量の紫外線を1日おきに3回照射し、色素沈着を誘発させた。投与は、トラネキサム酸の375 mg/kg、750 mg/kgおよび1500 mg/kgを経口により行った。色素沈着の程度の評価は、⊿L値(測定日のL値-照射前のL値)により行った。
また、併用効果の確認では、同様に色素沈着を誘発させると同時にL-システイン、アスコルビン酸、塩酸ピリドキシン、パントテン酸カルシウムの混合液およびこの混合液にトラネキサム酸を加えた溶液を経口投与した。 |
| 【結果】 |
トラネキサム酸は色素沈着抑制効果が有り、その効果の用量反応性が確認された。さらにL-システイン、アスコルビン酸、塩酸ピリドキシン、パントテン酸カルシウムの混合液にトラネキサム酸を上乗せすることにより色素沈着抑制効果が増すことが検証された。 |