ミニブタ、ラットおよびマウスにおける体組成の性差及び種差の検討
第119回日本薬理学会近畿部会
2011年7月8日
於:ウインクあいち
| 【演題】 | ミニブタ、ラットおよびマウスにおける体組成の性差及び種差の検討 |
| 【発表者】 | 松井ゆかり, 平澤康史, 岩田晃治, 堀之内健二, 豊吉亨, 久木浩平 ㈱日本バイオリサーチセンター |
| 【目的】 | 体組成とは、脂肪量、筋肉量、骨格、体水分量など身体を構成する成分のことであり、性別、年齢、生活条件、生活習慣等により変化することが知られている。中でも性別は体組成に大きく影響する因子であり、ヒトの脂肪量は男性より女性の方が高く、筋肉量、骨格量、体水分量は女性より男性の方が高いことが知られている。ミニブタ、ラットおよびマウスについて、体組成実験動物用体組成計「ImpediVET」を用いたバイオインピーダンス法 により体組成を測定し、性差及び種差を比較検討することを目的とした。 |
| 【方法】 | ミニブタ (NIBS, 5 ヶ月齢)、マウス (ICR, 10 週齢) およびラット (SD, 15 週齢) の雌雄各6例について、実験動物用体組成計「ImpediVET」を用いて、麻酔下にて体組成 (体脂肪量、徐脂肪量及び体水分量) を測定した。 |
| 【結果】 | ミニブタでは、雌の体脂肪量 (%) は雄の1.4倍、マウスでは1.2倍、ラットでは1.1倍であり、いずれも有意に高値を示した。また、ミニブタでは、雄の体水分量 (%) は雌の1.3倍、マウス及びラットでは1.1倍であり、いずれも有意に高値を示した。以上の結果から、ミニブタ、ラット及びマウスの体組成には性差があり、その雌雄差はミニブタが最も大きく、マウス及びラットは同程度であることが明らかとなった。 |