第38回日本トキシコロジー学会年会
2011年7月11日~7月13日(発表日:7月12日)
於 パシフィコ横浜
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| 【演題】 |
ミニブタを用いた外用剤の皮膚刺激性試験 (その7)-Gottingen系ミニブタを用いた追加検討- |
| 【発表者】 |
長瀬孝彦、久保田友成、鈴木信介、矢吹慎也、山田恭史、太田隆雄 ㈱日本バイオリサーチセンター |
| 【背景・目的】 |
先の本学術集会において、NIBS系ミニブタを用いた各種外用剤 (保湿剤、鎮痒剤、角化症治療剤、抗生物質) における皮膚刺激性の検討を行い、ミニブタの有用性について報告した。今回、Gottingen系ミニブタを用いて同外用剤の皮膚刺激性について追加検討を行った。 |
| 【方法】 |
Gottingen系ミニブタ(n=3)の背部皮膚に各種外用剤を1日1回、14日間開放塗布した。初回投与後から毎日塗布後23時間に投与検体を拭き取り、除去後30分にDraize et al.の基準に従い皮膚反応を観察し,皮膚累積刺激性を検討した。【結果】いずれの外用剤も皮膚反応の程度に差はあるものの、皮膚累積刺激性を有することが示された。このうち、最高平均評点が2.00を超えた外用剤は、鎮痒剤、保湿剤 (軟膏及びゲル)、角化症治療剤であった。なかでも、皮膚反応がもっとも強かった鎮痒剤では、最高評点が3.67、投与期間を通した平均評点が2.38となり、先に報告した同外用剤によるNIBS系での成績と同様のスコアを示した。一方、NIBS系において皮膚反応を認めなかった保湿剤 (ローション)、抗生物質でも個体差があるもののGottingen系でごく軽度あるいは軽度の刺激性がみられた。 |
| 【まとめ】 |
これまで多くの薬剤で系統差はみられておらず、昨年の本学会でも、9種の抗菌剤のうち8種においてNIBS系とGottingen系の皮膚感受性は概ね同程度であると報告しているが、今回の検討では、各種外用剤で皮膚反応が認められ、鎮痒剤を除くその他の外用剤ではNIBS系と比べていずれも強い皮膚反応を示し、系統差が示唆された。しかし、本検討では個体差が認められたこと、3例のみの評価であることから、今後さらに例数を増やし、背景データを集積することで系統差を検討していきたい。 |
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